日産大阪が電力小売販売「日産大阪 e-でんき」を開始
日産大阪販売株式会社は12月19日、電力の小売販売「日産大阪 e-でんき」を、2017年1月3日から開始すると発表した。
家庭向けの電力小売により電気自動車(EV)の普及につなげるのが狙いで、関西電力管内が対象となる。自動車ディーラーによる電力販売事業は、国内では初という。
この料金プランには、ユーザーの取引状況に応じて選べる3タイプを設定し、電力供給は代理店契約を締結した株式会社エネクスライフサービス(伊藤忠商事株式会社のグループ会社)から行われる。
日産の100%EV「リーフ」「e-NV200」を購入したユーザーには「EVプラン」を用意し、全電力使用分について25.00円/kWh(税込)の単価で電気を買うことができるという。
クルマだけでなく最適な商品の提案とサービスを提供
またこれに該当しなくとも、電気を多く使う家庭では料金が関電管内でも割安なプランを用意する。これには、全てのユーザーが利用できる「基本プラン」と、同社で「メンテプロパック」に加入したユーザーが利用できる「おまかせプラン」がある。
両プランとも15kWhまでは税込373.73円の最低料金で、15~120kWhまでが同22.83円/kWhとなり、これを超えた分については、「おまかせプラン」の方が単価が安くなる設定としている。
同社では、「リーフ」「e-NV200」に代表される『電動化』と、「新型セレナ」に搭載の自動運転技術に代表される『知能化』にて、トップを走る日産ブランドの販売会社として、クルマだけでなくユーザーの暮らしにより深く関わり合い、最適な商品の提案とサービス提供に努めていくとしている。
(画像はプレスリリースより)

日産大阪販売株式会社 プレスリリース
http://n.nissan-osaka.co.jp/newsrelease/file/