ソニー製のリチウムイオン蓄電池を搭載した無停電電源設備(UPS)
ソニービジネスソリューション株式会社は2016年12月15日、西武鉄道株式会社からソニー製のリチウムイオン蓄電池を搭載した無停電電源設備(UPS)を受注したことを発表した。
無停電電源設備(UPS)は、IPネットワーク通信用のハブやスイッチ等のバックアップ用電源として採用されるという。
停電等で電力が供給されない状態でも無停電電源設備(UPS)が電力を供給して駅間の通信手段を確保することが出来るとしている。災害や停電等で交通機関の乱れが生じても駅間の情報共有で混乱を最小にする効果があると期待されている。
業界初の消防認定を取得したリチウムイオン蓄電池
同社が、受注した無停電電源設備(UPS)は10式で西武鉄道の10駅に納入されることになっている。仕様は、定格出力1.5kVAで常時インバーター給電方式となっている。
搭載しているソニー製のオリビン型リン酸鉄リチウムイオン蓄電池は、期待寿命が20年の長寿命、約1時間で充電が出来る高速充電性能等の特徴がある。
又、安全性能も高く、安全性試験であるSBA S1101や米国安全認証(UL)、EU欧州安全認証(CE)を取得し、更には、リチウムイオン電池として業界初の消防認定も取得しているという。
(画像はソニービジネスソリューション株式会社ホームページより)

ソニービジネスソリューション株式会社 プレスリリース
http://www.sonybsc.com/sbsc/press/2016/20161215.html