日本エコシステム、センチュリー21・ジャパンと業務提携し「じぶん電力」の小売り契約を拡大

株式会社日本エコシステムは、同社が展開する新電力サービス「じぶん電力」が、株式会社センチュリー21・ジャパンと業務提携し、電力の小売り契約を拡大していくことを発表した。

「じぶん電力」は、太陽光発電を無料で設置する電力サービス。今回、大手不動産仲介会社であるセンチュリー21・ジャパンとの提携によって、加盟店から新築・中古戸建て住宅を購入する人に対し、電力小売りをセットで販売する。

これにより、太陽光発電の無料設置、環境に優しい電気や非常用電源の利用などの付加価値を付けた新しい提案ができることが期待される。

両社は、この取り組みを関東のセンチュリー21・ジャパン加盟店400店舗からスタートした後、全国加盟店へつなげ、2年間で1,000件の小売り契約を目指していく計画だ。

日本エコシステムが展開する「じぶん電力」は、同社の太陽光発電パネルを申込者宅の屋根に無償設置し、そこで発電した電気を直接使用できる電力サービス。太陽光発電パネルと、発電した電気の所有権は日本エコシステムにあり、顧客は、発電した電気を使用し、日本エコシステムへ供給された分の電気代を支払う。

また、夜間等、太陽光発電システムの電力が不足する時間帯の電気は、株式会社エネットから調達する電気を供給するため、太陽光発電による電力不足で停電することはない。太陽光発電システムで作られた電気の余剰分は、日本エコシステムが電力会社へ販売する。

契約期間は20年間で、契約期間が終了した後、太陽光発電システム一式は、顧客に無償で譲渡される。

これまで、環境に配慮したクリーンな再生エネルギーによる電力を使いたいと思っていても、費用面がネックでなかなか導入に踏み切れなかった人も気軽に利用できる新しい電力サービスといえる。

日本エコシステムは、今後も、「じぶん電力」のサービス特長を生かして、法人提携など様々な展開をおこなっていく意向を示している。

（画像は日本エコシステムより）




株式会社日本エコシステム
http://www.j-ecosystem.co.jp/news/2016/12/21.html

じぶん電力
http://www.jibunden.com/