2件目となる北海道苫小牧市ソーラーパークへの投資
ドイツの独立系資産運用会社アキラ・キャピタルは12月16日、機関投資家からの出資にて、北海道苫小牧市ソーラーパークへの数億ユーロ規模での投資を行ったと発表した。これは同社にとって、日本での2件目の投資になるという。
同ソーラーパークは、日陰がほとんどない平地に設置され、太陽光発電施設にとっては理想的な立地となるほか、送電を安定させる統合蓄電ソリューションを併設していて、同機能を有する太陽光発電所としては国内最大規模になるとのこと。
ジンコソーラー製モジュールと富士電機製パワコン設置
この建設は、2016年7月に着手され、2018年に完成予定で、設備容量は38.4MWpを備える予定という。同ソーラーパークからの電力供給は、40円/kWhの固定価格買取制度にて20年間取引される予定としている。
また同ソーラーパークには、世界トップ5社にランクされるジンコソーラー製の高品質なパネルモジュールと、富士電機株式会社のパワーコンディショナーが設置され、富士電機はまた、EPC(設計・調達・施工)のほか運営・管理を担当する。
なおこのプロジェクトは、再生可能発電大手の日本グリーン電力開発株式会社と、GIキャピタル・マネジメント株式会社が共同開発を行うほか、建設・運営段階では、国内でインフラ分野のプロジェクトファイナンスで最も経験豊富な、みずほ銀行が資金調達を保証するとのこと。
(画像はアキラ・キャピタルHPより)

アキラ・キャピタル プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/