ロシアRFPグループとの共同投資に関する意向表明書締結
株式会社プロスペクトは12月16日、東京で開催された「日露ビジネス対話」分科会にて、同社の推進する再生可能エネルギー事業の一環として、木質ペレット生産事業へのロシアRFPグループ※ との共同投資に関する意向表明書を締結したと発表した。
※ RFPグループ(RFP:Russia forest products)
極東ロシア最大の林業事業者で、ロシア全体でも最大手の1社。木材の伐採から加工まで総合的にカバーする企業群で構成され、450万ヘクタールの森林伐採権を保有する。
バイオマス発電で、燃料の主要供給源となる可能性高く
RFPグループは極東ロシア最大の林業事業者で、急速に成長する我が国のバイオマス発電にて、ロシアがその燃料の主要な供給源となる可能性が高いと判断したという。
このプロジェクトは、ともに木質ペレット生産を行う2つのプロジェクトで構成され、年間90,000トンを生産する第1プロジェクトは、2017年に極東ロシア林業クラスターにて建設を開始するという。なお2019年から生産されるペレットは、100%が日本向けに輸出される予定とのこと。
さらに、年間500,000トンを生産する第2プロジェクトも予定され、非産業用木材や廃材を原料として日本市場への輸出を目指すという。
なお資金調達は、第1とともにジョイントベンチャーへの共同投資および日本の金融機関からの借入が前提とのこと。
(画像はプロスペクトHPより)

株式会社プロスペクト プレスリリース
http://www.prospectjapan.co.jp/ir/pdf/rfpgp161216.pdf