キユーピー、新たに太陽光発電設備を2カ所で導入
キユーピー株式会社は12月2日、新たに「五霞工場」(茨城県猿島郡五霞町)と「グリーンファクトリーセンター」(福島県白河市)に太陽光発電設備を導入すると発表した。
2011年の東日本大震災発生で原子力発電所が停止したことから、再エネでの設備投資が加速している。
このため同社グループも再エネ普及に向けた取り組みを始め、2013年3月の「キユーソー流通システム(KRS)」松戸営業所・伊丹第三営業所を皮切りに、現在8設備で約2,500MWh/年を発電していて、これはグループ生産部門電力使用量の約1.1%に当たる。
全10設備の発電量合計は約4,500MWh/年に
今回の「五霞工場」の太陽光発電設備は、倉庫棟の屋上を利用したもので、発電出力約300kWにてこの12月5日に発電を始め、年間発電量は約330MWh/年を見込んでいる。
また「グリーンファクトリーセンター」の太陽光発電設備は、植物工場の敷地の一部を利用したもので、今回は増設分(二期工事分)となり、一期工事分の約3倍となる。発電出力は約1,500kWで、年間発電量約1,650MWh/年を見込み、稼働は2017年3月を予定している。
そして、今回の両設備が加わることにより、既存の8設備を含めた10設備の発電量合計は約4,500MWh/年(一般家庭の約1,022世帯分に相当)となる見込みで、これはグループ生産部門電力使用量の約2%へと拡大することになるという。

キユーピー株式会社 プレスリリース
http://www.kewpie.co.jp/company/corp/newsrelease/