JXエネルギー　愛知県あま市のSSに水素ステーション開設

石油元売り大手のJXエネルギーは12月8日、愛知県あま市の「Dr.Driveセルフ七宝下田（しっぽうしもだ）SS」に水素ステーションを開設したと発表した。同SSは水素ステーションとの一体型となっている。

水素ステーションの敷地面積は746m2。供給能力は1時間あたり300Nm3（ノルマルリューベ）。なお、1Nm3は、温度0度、1気圧の状態における1m3のガス量を表す。充填圧力は82Mpa（メガパスカル）。

同SSの水素ステーションでは、燃料電池自動車1台に充填できる水素量が最大50Nm3の場合、1時間あたり6台程度に充填することが可能だ。

同社は、次世代自動車振興センター「燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業」の採択を受け、首都圏・関西圏・中京圏・福岡都市圏の四大都市圏に水素ステーションの整備を進めている。

同社が開所した水素ステーションは同SSを含めて39か所となった。また、愛知県内では6か所目となる。

同社は今後、水素の製造、輸送、販売のビジネスモデルを構築することで、水素社会の実現に貢献していきたいとしている。

（画像はプレスリリースより）




JXエネルギー（プレスリリース）
http://www.noe.jx-group.co.jp/