太陽電池モジュール総出荷量は2014年度をピークに減少傾向
一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)は2016年11月24日、日本における2016年度第2四半期(7月~9月)の太陽電池モジュールとセルの出荷量調査を公表した。
調査結果によると、日本における太陽電池モジュール総出荷量は181.5万kW(前年同期比92%)でセルの総出荷量は、65.4万kW(前年同期比82%)であった。2014年度をピークに太陽電池モジュールの総出荷量は依然減少傾向にある。
太陽電池モジュールの国内発電事業への用途は堅調
太陽電池モジュールの国内出荷量は166.5万kW(前年同期比94%)であった。国内用途別に目を向けると、住宅用途と一般事業用途は前年同期に比べ減少しているが、発電事業用途は前年同期比110%とプラスで堅調を維持している。
太陽電池モジュールの性能別出荷量では、公称最大出力が100W未満で2万kW、100W以上200W未満で21.7万kW、200W以上300W未満で139.5万kW、300W以上で18.1万kWであり200W以上300W未満の出荷量が群を抜いていることがわかる。
調査対象企業は、REC Solar Japan(株)、カナディアン・ソーラー・ジャパン(株)、京セラ(株)、パナソニック(株)、ハンファQセルズジャパン(株)、 日立アプライアンス(株)、三菱電機(株)、(株)LIXIL等の39社(日本法人外国企業を含む)である。

一般社団法人 太陽光発電協会 プレスリリース
http://www.jpea.gr.jp/pdf/statistics/h282q.pdf