再生可能エネルギー事業による地域創生を目指して
2016年11月29日、京セラ株式会社(以下、京セラ)、株式会社三菱総合研究所(以下、三菱総研)、東京センチュリー株式会社(以下、東京センチュリー)、および四電エンジニアリング株式会社(以下、四電エンジ)が共同出資する多可町安田郷メガソーラー発電合同会社(以下、多可町メガソーラー合同会社)は、兵庫県多可町にて約14.5MWのメガソーラー発電所の運転を2016年11月2日に開始し、29日に竣工式を挙行したことを発表した。
京セラ、三菱総研、東京センチュリー、四電エンジの4社は、兵庫県公表のメガソーラー候補地情報に基づき、2014年10月に多可町メガソーラー合同会社を設立し、2015年3月に林地開発許可を取得し建設工事を進めていた。
なお、東京センチュリーはファイナンスとそのアレンジメントを、発電所の設計・施工を四電エンジが担当し、京セラが太陽電池モジュールと周辺機器を供給した。
同事業は、多可町メガソーラー合同会社が事業運営を行い、事業期間中の保守・管理を株式会社京セラソーラーコーポレーションが担当する。
また、三菱総研は事業全体の統括およびコンサルタント業務を実施し、運転開始後は多可町メガソーラー合同会社の運営業務(アセット・マネジメント)を担当する。
多可町安田郷メガソーラー発電所の概要
太陽電池は、合計約56,000枚の京セラ製太陽電池モジュールを設置し、出力規模は、約14.5MWである。
また、年間予想発電量は、合計約1,606万kWhで、一般家庭約4,930世帯分の年間電力消費量に相当する。売電先は、関西電力株式会社である。
(画像はプレスリリースより)

京セラ ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2016/1104_taga.html