出力750kWの那須町豊原太陽光発電所
株式会社洸陽電機は2016年11月28日、那須町豊原太陽光発電所を竣工したことを発表した。
売電開始日は2016年11月25日で出力規模は750kW、年間発電量は約97万kWhを予定している。設計・施工は洸陽電機が行い、保守・管理も同社が担当するとしている。
FIT24円でも採算性を確保できる太陽光発電所
国が進める再生可能エネルギーのFIT(固定価格買取制度)では、産業用10kW以上の太陽光発電の買取価格は24円/kWhとなっていて一般的には採算性が低いといわれている。
洸陽電機によるとFIT24円の太陽光発電事業は、採算性が低いことが懸念されて銀行やリース会社のファイナンスが受けにくくなっているという。
しかし、同社の那須町豊原太陽光発電所では、工事原価を削減して採算性を高めたことで、NECキャピタルソリューション株式会社とオペレーティングリース契約を締結した。FIT24円の太陽光発電事業は、同社では初めてのケースとなる。
今後もFIT24円やそれ以下の太陽光発電所を積極的に事業化していく方針だという。又、太陽光発電だけでなく、地熱発電や水力発電、バイオマス発電にも取り組んでいくとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社洸陽電機 プレスリリース
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