再生可能エネルギー発電設備の導入量について
2016年11月21日、関西電力は、同社の供給区域内における「再生可能エネルギー発電設備の導入量」に関する情報を更新した。
「再生可能エネルギー発電設備」とは、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法に定める発電設備のことである。
同社は、発電事業者の今後の判断に資するよう、再生可能エネルギー発電設備の導入量等について、タイムリーな情報発信に努めていくとのこと。
導入量の詳細
再生可能エネルギー発電設備は、太陽光、風力、水力、バイオマスの4通りに分類され、容量は、「連系済容量」、「接続申込済容量」および「設備認定量」に分かれている。
「連系済容量」は、既に同社系統に連系済の発電設備の容量で、固定価格買取制度開始以前に連系済の発電設備も含んでいる。
「接続申込済容量」は、同社系統に未連系であるものの、同社に対して接続申込済の発電設備の容量で、太陽光以外の発電設備が対象となる設備認定取得前の接続申込分も含んでいる。
「設備認定量」は、固定価格買取制度で売電するために、法令で定める要件に適合していることを国が認定した発電設備の容量になる。
2016年10月末時点の連系済容量は、太陽光が414万kW、風力が16万kW、水力が0万kW、バイオマスが38万kWで、合計が468万kWである。
また、2016年10月末時点の接続申込済容量は、太陽光が231万kW、風力が11万kW、水力が0万kW、バイオマスが23万kWで、合計が265万kWである。
さらに、2016年10月末時点の設備認定量は、太陽光が673万kW、風力が7万kW、水力が1万kW、バイオマスが35万kWで、合計が716万kWである。
したがって、2016年10月末時点の連系済と接続申込済の再生可能エネルギー発電設備容量の合計は、733万kWとなる。
(画像はプレスリリースより)

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