木造4階建てオフィスビルを建築、2016年12月に竣工
株式会社ラプラス・システムは11月24日、本社敷地内に木造オフィスビルを建築、2016年12月に竣工すると発表した。
2012年に施行された固定価格買取制度による太陽光発電市場の拡大に伴い、太陽光発電の表示・監視システムの導入が増加したことから、同社は人員を拡充して組織体制強化を行ってきていて、この事業拡大による人員増加に対応するためという。
今回竣工するオフィスビルは、民間企業の自社オフィスビルとしては初めての木造4階建てで、太陽光発電設備や地中熱を利用した空調設備を導入、環境に配慮した設計としている。
なお同ビルは、主に研究開発の拠点として利用する予定で、太陽光発電分野だけではなく、農業や社会インフラなどの分野における「見える化」に向けた研究開発を進めていくとのこと。
周辺の景観や地球環境に配慮した設計
同ビルの特徴は、周辺の景観に配慮した町屋風の外観とし、設備設計では、地中熱を室温調整に利用することで消費電力を削減できるようになっている。
また太陽光発電設備の設置により、自家消費用途だけでなく、太陽光発電の故障・発電予測などの実証研究に生かしていく予定という。
このほか、新館1階には同社の製品に直接触れることができるショールームを設置していて、新館建築の際に発掘された埋蔵文化財の展示も行うほか、誰でも事前予約することで自由な見学や、地域住民の学習の場としても利用できるとのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ラプラス・システム プレスリリース
http://www.lapsys.co.jp/topics/2016/11/