80.8メガワットの大規模太陽光発電所
株式会社レノバは、太陽光発電所の建設を計画している岩手県の軽米東ソーラーについて、農林水産省の『農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律』に基づく林地開発行為等に係る設備整備計画の認定書を、山本軽米町長より受領したことを発表した。
この事業は、岩手県九戸郡軽米町にある約300ヘクタールの山林等を活用するもので、建設する発電設備は、出力が約80.8メガワット、予想年間発電量は約8,700万キロワットアワーで、これは一般家庭約25,000世帯の年間使用電力量に相当する。
2016年12月中に着工予定で、2019年12月の運転開始を目指す。
軽米町に2つの発電所を計画
レノバは、経営理念として「グリーンかつ自立可能なエネルギー・システムを構築し枢要な社会的課題を解決する」を掲げ、日本全国において再生可能エネルギーの開発事業を推進しており、その中でも、自然の力を用いた安全で継続可能なエネルギーとして太陽光発電にも注力している。
同社では、現在、合計189メガワットの太陽光発電所が運転または建設中であり、その中には、今回建設する発電所と同じ軽米町の軽米西ソーラー(出力48.0メガワット)も含まれる。さらに、合計300メガワット以上の規模を目指して、大規模太陽光の事業展開を行っている状況だ。
再生可能エネルギー開発事業の推進にあたっては、地域との対話を重視しており、今回も、軽米町より認定を受けた設備整備計画に基づき、地域の活性化・経済貢献への一翼を担いつつ、周辺環境に配慮した工事を行う予定である。
同社では、今後も、地域との共生・発展を目指しつつ、安心・安全・低環境負荷のエネルギー供給体制の実現に貢献していく意向を示している。
(画像はプレスリリースより)

株式会社レノバ
http://www.renovainc.jp/