スミス・ケインズ・フォード・リンカーンが導入した太陽光発電
米スタンダード・ソーラーは11月15日、ニューヨーク州ヨンカーズのカーディーラー、スミス・ケインズ・フォード・リンカーンでの太陽光発電の事例を紹介した。
設置されたパネルは1272枚394kW。屋上に253kW分を設置し、新設されたV字型ソーラーカーポート2基で141kWとなっている。工事は10月に完成した。
年間の発電量は約472kWhであり、スミス・ケインズ・フォード・リンカーンの使用電力の100%をカバーすることが期待されている。また電気自動車用の充電ステーションも備え、ソーラーカーポートは自動車を雨や雪から保護する役目も負う。
気になる積雪対策
ヨンカーズはニューヨーク市の北に位置し、雨や雪が駐車している自動車の前に落ちるのを防ぐ意味でソーラーカーポートをV字型にしていると思われるが、積もった雪の除雪をどうするのかが気になるところ。
米国では民主党政権の元、着実に再生可能エネルギーの導入が進んでいるが、トランプ大統領が誕生することになった今、温暖化対策には非常に消極的な共和党の政策にも注目していきたい。

スタンダード・ソーラー
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