佐伯発電所の商業運転を開始
2016年11月18日、イーレックス株式会社(以下、イーレックス)は、同社の子会社であるイーレックスニューエナジー佐伯株式会社佐伯発電所(以下、佐伯発電所)が、同日より商業運転を開始したと発表した。
同発電所は、2013年6月より稼働している土佐発電所に続き同社グループで2番目の自社バイオマス発電所になる。
同発電所の操業開始により、同社グループの自社バイオマス発電所の発電出力は、従来の3.5倍となる70MWに増加し、中期経営計画で掲げるバイオマス発電の強化に向けて大きく一歩前進した。
同社グループでは他にも、九電みらいエナジー株式会社・株式会社九電工との共同出資による「豊前ニューエナジー合同会社」の設立ならびに、太平洋セメント株式会社との共同出資による「大船渡発電株式会社」の設立を決定している。
同社グループでは、バイオマス発電において日本最大級の発電事業者を目指し、引き続き強化していくとのこと。
佐伯発電所の概要
正式名称は「イーレックスニューエナジー佐伯株式会社 佐伯発電所」であり、所在地は大分県佐伯市である。同発電所は2014年7月に設立され、2015年2月15日に建設に着工した。総事業費は約167億円。
定格出力は50,000kW、年間売電量は約315,000MWhで、燃料はPKS(パーム椰子殻)や石炭である。

イーレックス株式会社のプレスリリース(日経プレスリリース)
http://release.nikkei.co.jp/イーレックス株式会社のホームページ
http://www.erex.co.jp/