三社共同で木質バイオマス発電事業に着手
イーレックス株式会社、九電みらいエナジー株式会社、株式会社九電工は11月10日、三社の出資する「豊前ニューエナジー合同会社」が福岡県豊前市の木質バイオマス発電事業に着手する、と発表した。
バイオマス燃料の発電所としては国内最大級の出力
新しい木質バイオマス発電所、名称「豊前バイオマス発電所」は、福岡県豊前市に位置する九州高圧コンクリート工業株式会社所有地に建設。
豊前バイオマス発電所の運営をイーレックスと九電みらいが担い、主にイーレックスが燃料調達、九電みらいが技術管理を担当。九電工は発電所の電気設備工事を担当する。
発電所の定格出力は、バイオマス燃料の発電所としては国内最大級となる出力74,950kW、年間発電量約500,000MWhの予定で、一般家庭約15万世帯分の年間消費電力量に相当する。また、CO2削減効果も年間約264,000tと見込まれる。
木質バイオマスの燃料は、パーム椰子殻(PKS)と木質ペレットで、年間約30万tを使用する予定。
今後とも再生可能エネルギーの拡大と温室効果ガスの削減に取り組む
豊前バイオマス発電所は、平成29年3月に着工し、平成31年10月に営業運転開始の予定。
三社は、今後とも各社の強みを活かし、再生可能エネルギーの導入量拡大と温室効果ガス(CO2)の削減を目指す。
(画像はプレスリリースより)

イーレックス株式会社のプレスリリース
http://www.erex.co.jp/九電みらいエナジー株式会社のニュースリリース
https://www.q-mirai.co.jp/news/archives/75株式会社九電工のプレスリリース
http://www.kyudenko.co.jp/