「仙台愛子太陽光発電所」未着工分の買取を決定
株式会社ジー・スリーホールディングスは11月16日、同日開催の取締役会にて、「仙台愛子太陽光発電所」の未着工分の買取を決めたと発表した。
すでに同社は、この8月24日付「未着工太陽光発電所の買取事業の開始に関するお知らせ」にて、合計100MW規模の未着工太陽光発電所の買取事業を開始することを公表していた。
今回の買取り案件は、この事業の一つとして実施するもので、買取規模の合計は、この持分買取を含めて39MWになるという。
【未着工太陽光発電所の概要】
設備名称:仙台愛子太陽光発電所
設置場所:宮城県仙台市
売電価格:36円/kWh
設置面積:1,087,312.83m2
設備出力:50MW(同社持分規模:25MW)
年間発電量:47,000MWh/年
固定価格買取制度適用を受けるため系統接続権利など取得
同社は、同発電所での固定価格買取制度適用を受けるため、経済産業省による設備認定と電気事業法に規定する電力会社からの許認可による発電事業者の権利(系統接続)、および土地の賃借権を保有する仙台太陽光センター合同会社の出資持分の50%を、株式会社ユニ・ロットから取得する。
また、仙台太陽光センター合同会社の共同代表社員に同社が、共同職務執行者に同社の奥田泰司取締役社長が就任する。
合同会社出資持分の取得価額は、買取先との守秘義務契約により、公表しないが、直前連結会計年度の末日における連結純資産(953 百万円)の30%に相当する額以上になっているとのこと。
なお、出資持分の取得契約日は、この12月2日を予定するほか、決済日は同日と平成29年2月下旬(予定)の分割決済とし、この取得原資には、自己資金と借入金を充当する予定という。

株式会社ジー・スリーホールディングス プレスリリース
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