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2025年05月05日(月)
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清水建設はサステナビリティ事業推進などを目的に電力小売事業に参入

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清水建設はサステナビリティ事業推進などを目的に電力小売事業に参入

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サステナビリティ事業の推進とBSP事業
2016年11月11日、清水建設(株)は、サステナビリティ事業の推進とBSP事業の強化を目的に、電力小売事業に参入することを発表した。

同社は2016年9月27日、経済産業省より小売電気事業者の登録を受けている。なお、「BSP」は、Building Service Providerの略で、竣工後の施設運営管理サービスを意味する。

計画では、11月15日に、同社関連の計8施設を対象に電力供給を開始し、2018年4月にも同社設計施工のビルを主対象にしたB to Bモデルの電力小売事業を開始する予定である。
清水建設
電力需給業務のノウハウを蓄積
同社施設、賃貸用不動産、グループ会社施設など同社関連の計8施設に対しては、日本卸電力取引所からの調達電力等を主電源に事業運営を行い、年間で約14GWhの電力を供給する。この事業を通じて、電力需給業務のノウハウを蓄積するとともに事業性を精査・検証する。

B to Bモデルの電力小売事業は、同社設計施工のビルを主対象に事業展開する。この事業を通じて、同社顧客との一層の関係強化に努めるとともに、契約したビルについては省エネルギー・サービス等を提供し施設運営管理業務の受注に結びつけていく。提供する電力は、同社保有の発電施設や再生可能エネルギー事業者から調達するクリーンな電力とする。

再生可能エネルギー発電事業への参画
世界的にみると、再生可能エネルギー使用100%を目指す企業「RE 100 Initiative」が増加していることから、日本国内においてもクリーンな電力に対して底堅い需要があると考えられる。

同社は、風力発電、バイオマス発電、地熱発電、小水力発電など、再生可能エネルギー発電事業への参画を目指した取り組みを進めている。同社開発電源をはじめ、多様な電源事業者からクリーンな電力を調達し、環境経営を重視する顧客へ提供するとともに、BSP事業を拡大していく。


外部リンク

清水建設 ニュースリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/2016/2016036.html


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