来年11月、メガソーラー発電所が操業予定
福島市に本店を置く東邦銀行は11月1日、福島県いわき市に所在を置き、同県双葉郡楢葉町で太陽光発電事業を運営する楢葉新電力合同会社(以下、楢葉新電力)のプロジェクトファイナンスに対し、総額49億7960万円の協調融資を組成し、10月31日に1回目の融資を実施したと発表した。
楢葉新電力は同町において、2017年11月をめどに発電出力11.5MWの波倉メガソーラー発電所の操業を開始する予定だ。
協調融資団は、福島県内の金融機関のみで組成
東邦銀行と楢葉新電力の融資契約締結日は9月30日。組成金額のうち、同行が参加した額は35億7960万円だ。
協調融資には同行のほか、福島県南相馬市に本店を置くあぶくま信用金庫と、福島県相馬市に本店を置く相双五城信用組合が参加した。なお、主幹事金融機関は東邦銀行である。
今回の協調融資は、被災地の復興に寄与する事業への融資であることから、福島県内の金融機関のみで協調融資団が組成された。
東邦銀行は、福島県内の再生可能エネルギー分野への融資を積極的に行っている。同行は、今後もノウハウを蓄積しながら環境分野への融資に対応していきたいとしている。

東邦銀行(プレスリリース)
http://www.tohobank.co.jp/news/20161101_004634.html