自然電力 ググラー社の水車を扱う国内の独占代理店に
福岡市に本社を置き、再生可能エネルギーの発電事業等を運営する自然電力株式会社(以下、自然電力)は11月1日、9月30日にオーストリアの水力発電機器メーカー、GUGLER Water Turbines GmbH(以下、ググラー社)と、小水力発電事業における業務提携契約を締結したと発表した。
今回の業務提携により、自然電力はググラー社の100kW以上の水車を取り扱う国内の独占代理店となる。
ググラー社の小水力発電向け水車 最大20MWに対応
自然電力がググラー社と業務提携を行った背景は、日本国内において小水力発電が普及しつつあるものの、水車が供給不足となっていることから、事業化が進展していないためだ。
ググラー社は1919年に創業した歴史ある企業で、5kWから20MWに対応する幅広いタイプの水車を取り扱っており、水車の供給実績は全世界において800基を超える。また、水力発電に必要な電気・機械装置も取り扱っており、小水力発電に関する知見が豊富な企業である。
自然電力とググラー社が業務提携することにより、今後、日本国内における小水力発電の普及が見込まれる。
また、自然電力はググラー社の水車を採用した小水力発電所を、2017年夏をめどに着工する予定だ。

自然電力(プレスリリース)
http://www.shizenenergy.net/