屋根荷重問題を解決する軽量太陽電池モジュール発売
自然エネルギー関連事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は11月2日、軽量太陽電池モジュール「NER660M275A(4)-LS」の販売を、11月4日から開始すると発表した。
同製品は、これまでの同社製品と比べ質量が約半分と軽量ながら、背面補強バーが標準仕様となっていて、積雪荷重5400Paを実現している。
このため同製品使用により、屋根荷重の問題でこれまで太陽光発電の導入が困難であった場所にも対応できるとしている。
10年間の製品保証も付帯
同製品の主な特長は、1)ガラス厚を従来の1/4とし、質量が従来製品の約1/2となる10.5kgを実現していること、2)背面補強バーを標準仕様とすることで積雪荷重5400Paを実現したこと、3)従来製品と同様に、PID耐性と火災安全性Cクラスを継承していること、4)10年間の製品保証付帯、などとのこと。
【主な製品仕様】
公称最大出力:275W
公称最大出力動作電流:8.88A
公称最大出力動作電圧:31.0V
モジュール変換効率:17.1%
公称質量:10.5kg
公称サイズ:W983mmxH1639mmxD35mm
セル枚数:60枚
セル種類:単結晶 156.75x156.75mm
機械的耐荷重(積雪荷重):5400Pa(表面/風圧荷重含む)

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社 プレスリリース
http://www.nextenergy.jp/info/2016/info20161101.php