稲葉ダムで小水力発電所の設置・運営事業者を募集
大分県は11月2日、同県竹田市大字刈小野の治水ダムとして管理している稲葉ダムにて、小水力発電所の設置および運営を行う事業者を募集すると発表した。
稲葉ダムにて県は、維持管理費の低減を図るため、再生可能エネルギーの積極的な導入を図りながら、治水ダムとしての運用に支障がない範囲で発電を行うとしている。
同ダムは、有効落差が22mあるほか、最大使用可能水量は2.4m3/sとなり、発電最大出力は約420kW、年間発電量は約2,665MWhを想定している。
提案の実現性や県内での波及効果にて対象事業者を選定
事業者の選定に当たっては、公募型プロポーザル方式を適用するとともに、事業者の経営能力のほか、提案の実現性や県内での波及効果にポイントを置くとしている。
なお、今後は以下のスケジュールで選定を実施し、選定後のスケジュールは事業候補者の提案内容および許可等の進展状況によるとしている。また、募集要項等詳細は、下記リンクの発表記事に示されている。
【事業者選定スケジュール】
1)現地説明会:
(1回目)平成28年11月18日(金曜日)
(2回目)平成28年12月 5日(月曜日)
2)企画提案書提出意思表明書受付期間:
平成28年11月2日(水曜日)から同12月16日(金曜日)まで
3)企画提案書受付期間:
平成29年1月4日(水曜日)から同1月16日(月曜日)まで
4)選定委員会(企画提案プレゼンテーション):
平成29年1月中旬(予定)
5)事業候補者決定通知:
平成29年2月7日(火曜日)(予定)

大分県 プレスリリース
http://www.pref.oita.jp/soshiki/17200/