阿波市の伊沢池水上太陽光発電所が竣工
シエル・テール・ジャパン(フランス、シエル・テールの日本法人)は10月12日、阿波市の伊沢池水上太陽光発電所が竣工したことを発表した。
シエル・テールは国際特許である水上太陽光フロートを基軸に水上太陽光発電事業を推進している。2016年9月時点で累計41MWの事業化実績があり、2017年度は70MWの新規受注を見込んでいる。
発電効率が良くなることが期待される水上太陽光発電
太陽光発電は夏期や暑い地域など、日差しが強いと発電量が増えるイメージがあるが、実際は太陽光パネルの温度が上がると発電効率が落ちる。
水上太陽光発電は水上に太陽光パネルを設置することにより太陽光パネルが冷却され発電効率が良くなる利点があり、発電量が増えることが期待されている。またパネルによって日光が遮られることにより、藻の成長を遅らせることができ、水質改善につながるといった効果も期待されている。
シエル・テール・ジャパンでは徳島県、阿波市、阿波中部土地改良区、四国電力、四国経産局の支援のもと、阿波市に伊沢池水上太陽光発電所の建設を行い、10月6日に竣工式を行った。伊沢池水上太陽光発電所の出力は630kWとなっており、今後、水上太陽光発電の日本国内での事業拡大を進めていく。
(画像はプレスリリースより)

シエル・テール・ジャパン
http://www.cielterre.jp/