“エコめがね見守りアラカルト”サービス開始など発表
株式会社NTTスマイルエナジーは、太陽光発電システムの販売会社向けO&M(太陽光発電設備の運用保守)支援サービスの“エコめがね見守りアラカルト”を、11月1日からのサービス開始とともに、現在提供中の“エコめがね”for O&Mサービス提供内容等の改定を発表した。
2012年7月の固定価格買取制度導入以降、太陽光発電設備の導入が急速に進み、特に50kW未満の全量買取市場では導入件数が39万件に達している。
また、2017年4月から施行される改正FIT法にて、設備の保守点検と維持管理に関するルール変更の動向が注目されるなか、O&Mの必要性は発電事業者(施主)にも認知されつつあり、販売会社もO&Mサービス提供のための専門体制構築や人員確保が課題となっている。
これまでにない販売会社向けサービス
これらニーズに応えるため、太陽光の遠隔監視装置とO&M事業向け支援サービスを組み合わせた“エコめがね見守りアラカルト”は、これまでにない販売会社向けサービスという。
販売会社はO&Mサービスを提供する際、自社でのサービスのほか、本サービスラインナップから必要なサービスを組み合わせることで、充実したO&Mサービスが提供可能となるとしている。
また長期に渡る発電事業では、設備の安定稼働維持を支援するO&Mサービスを提供するため、日々監視のほか異常を早期発見し適切に対処出来る体制が欠かせず、専門の人員確保などコスト面の課題がある。
各種サービスを自由に選択できるサービスとして用意
こうした課題解決のため、“エコめがね見守りアラカルト”は、“エコめがね”による遠隔監視をベースに、運用支援に関する各種サービスを自由に選択できるサービスとして用意したもの。
今回、『日常業務である遠隔監視の代行』、『発電レポートの発行』、『“エコめがね“サービス、を施主に利用してもらうための「サービス利用権の提供」』、の3サービスを用意したという。
なお同社では、今後も駆けつけや販社保守料金回収等の代行サービスや、“エコめがね”の通信回線を他機器とシェアするサービスなど、O&Mサービス提供で各種支援が可能となるサービスを開発しリリースしていくとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社NTTスマイルエナジー プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/