10月27日に竣工式実施 発電所の安全運転を祈念
北海道電力のグループ企業で、再生可能エネルギー事業を主軸とするほくでんエコエナジー株式会社は10月28日、北海道虻田郡京極町に建設を進めていた「京極名水の郷発電所」が10月3日に営業運転を開始したと発表した。
また、10月27日には京極八幡神社と京極町公民館において竣工式を実施し、発電所の安全運転を祈念した。
発電量年間170万kWh CO2排出量年間約585トン削減
同発電所は、京極ダムから放流される自然放流水を有効活用する発電所だ。最大出力は410kW、有効落差は28.6m、取水量は1秒あたり最大で2.0m3となる。
発電量は年間170万kWhで、一般家庭約545世帯の年間消費電力量に相当する。また、同発電所の運転開始によって、CO2排出量が約585トン削減されると見込まれている。発電された電力は、全量北海道電力に販売する。
同発電所の運転開始によって、同社が保有する水力発電所は19か所、総出力は6万1685kWとなる。同社は、今後も水力発電所の安全運転に取り組み、環境に優しい社会作りに貢献していきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)

ほくでんエコエナジー(プレスリリース)
http://www.hokuden-eco-energy.co.jp/file/p_161028.pdf