工場3号館の屋根上に設置
共同印刷株式会社は1日、茨城県猿島郡五霞町にある五霞工場において、その3号館の屋根上に太陽光発電設備を導入することを決定したと発表した。
この取り組みは、一般社団法人 環境共創イニシアチブが公募した「再生可能エネルギー事業者支援事業費補助金」を活用したもので、発電した電力はすべて五霞工場で消費する。
発電設備には太陽光パネルを915枚が設置され、発電容量は247キロワット、年間発電量は約26万キロワットアワーを予定している。また、年間で約120トンのCO2排出量削減が期待されている。
環境に配慮した様々な事業活動を実践
共同印刷では、CSRの基本方針である企業行動憲章に基づき、6つの重要項目を設定、そのうちの1つとして、「環境に配慮する企業」を掲げている。その理念の下、持続可能な社会の構築を目指し、事業活動における環境負荷の低減や生物多様性への配慮に取り組み、その実効性を高めるため、目標を制定して活動を推進している。
そして、こうした活動の1つとして、地球温暖化防止を掲げ、各事業所において、省エネタイプの空調機や消費電力の少ないLED照明への更新を行うなどの取り組みを実施しており、また、五霞工場の1号館では、既に2015年1月に太陽光発電パネルを設置し、2016年3月までの1年間で約109万キロワットアワーを発電している。
同社では、今回の五霞工場3号館への太陽光発電設備導入も含め、エネルギーの利用効率を表す指標であるエネルギー消費原単位を改善することに向けて、今後も環境に配慮した様々な取り組みを行っていく意向を示している。
(画像はプレスリリースより)

共同印刷株式会社 プレスリリース
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