普段は見られない水車や発電機を見学
神奈川県企業庁は、津久井水力発電所でオーバーホール(分解点検工事)を実施するのに伴い、その見学会の参加者を募集している。
今回見学会を行うのは、県内で3番目に大きい津久井発電所。日時は、2016年11月19日日曜日、午前10時からと午後2時からの2回で、所要時間は約90分。定員は各回20名ずつで、小学生以上、小学生は保護者同伴、となっている。
見学会では、県営電気事業の概要や役割などの説明と、オーバーホールの見学が行われる。オーバーホールでは、普段は見ることができない「水車」や「発電機」などの中身を知ることができる、滅多にない機会といえる。
申し込み方法等、詳細は、神奈川県企業庁のホームページを確認のこと。
見学会や展示・アトラクションで啓発活動
津久井発電所は、次世代エネルギーパークの1つである「あいかわ・つくい次世代エネルギーパーク」の中にある。
次世代エネルギーパークとは、再生可能エネルギー等に対する国民の理解増進を図るため太陽光等の再生可能エネルギー設備や体験施設等を整備したものについて、経済産業省資源エネルギー庁長官が認定したもの。
「あいかわ・つくい次世代エネルギーパーク」は、愛川・津久井地域に点在する水力発電所などの再生可能エネルギー施設等を結びつけ、神奈川の豊かな水と太陽の恵みを体験できる地域となっている。
対象施設は、津久井発電所の他、太陽光発電所は、愛川ソーラーパーク「さんてらすTOBISHIMA」と城山ソーラーガーデン、水力発電所では、城山発電所、相模発電所、愛川第一発電所、また、宮ヶ瀬ダムには模型の展示や水力発電について学べるアトラクションなどがある「水とエネルギー館」もある。
各施設では、定期見学会や特別見学会、施設開放デーなどが催され、再生可能エネルギー導入推進に向けた啓発活動が行われている。

神奈川県企業庁
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f535461/