大規模太陽光発電所『ソーラーファーム防府』を完成
株式会社デンケンは10月27日、山口県防府市の協和発酵バイオ株式会社 山口事業所敷地内に、大規模太陽光発電所『ソーラーファーム防府』を完成させたと発表した。
同発電所は、防府市大字新田字築地の協和発酵バイオ社敷地内の約150,000m2を借り、ソーラーパネル約45,000枚を用いて発電総出力約12MWのメガソーラーを設置したもので、この電力量は一般家庭約3,600世帯の電力消費量に相当する規模となる。
また同社は、協和発酵バイオ社の山口事業所宇部敷地の一部を賃貸し、発電規模1.2MWを有する「ソーラーファーム宇部」を建設、2015年5月より運転を開始している。
これまでに26箇所、合計31MWの太陽光発電所を建設
国内の太陽光発電普及率は、2012年7月にスタートした再生可能エネルギー特別措置法の固定価格買取制度により年々高まっていることから、同社では、 これまでに26箇所、合計31MWの太陽光発電所を建設、再生可能エネルギー導入に貢献してきている。
そして同社は、持続可能な社会の実現を人類最大の課題として捉え、事業活動の全ての面で地球環境の存続に配慮、行動することを環境方針としている。
また事業展開の一貫とし、2015年8月に子会社「新電力おおいた(株)」を設立したとともに、多くのメガソーラーで生まれる電気を中心に「エネルギーの地産地消」に取り組んでいる。
【『ソーラーファーム防府』概要】
建設場所:山口県防府市大字新田字築地
(協和発酵バイオ株式会社 敷地内)
事業面積:約150,000m2
パネル設置枚数:約45,000枚
発電規模::約12MW
投資額:約30億円
工事開始:2016年3月
運転開始:2016年10月3日
地権者:協和発酵バイオ株式会社(東京都千代田区)
事業主:株式会社デンケン(大分県由布市)
元請業者:協和エンジニアリング株式会社
(画像はプレスリリースより)

株式会社デンケン プレスリリース
http://www.dkn.co.jp/ss_sf/project_161027.shtml