自然エネルギーニュース・コラム
2025年05月08日(木)
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ソーラーシェアリングでの椎茸栽培で、放棄地の再生を目指す

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ソーラーシェアリングでの椎茸栽培で、放棄地の再生を目指す

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関係者などに向け、11月6日に初の収穫を祝う感謝祭を開催
総合建設業や不動産業務および太陽光発電の設置や施工を事業とする株式会社三喜工務店は、愛知県内でソーラーシェアリングによる椎茸栽培第一号案件との認可を取得した土地から、今回初めて椎茸を収穫したことを祝って、11月6日に感謝祭を行うこととなった。

感謝祭では、太陽光パネルの下で育った椎茸を、地域住民や関係者を対象に椎茸狩りを開催する予定。

ソーラーシェアリング
愛知県初!農地法4条の一時転用許可を受けた事業
今回収穫が行われた土地は、長年見捨てられた廃屋や雑草が蔓延る荒れた放棄地で、それを同社が競売により取得し、きのこ栽培が出来る土地へと改良したもの。

そして愛知県下初となる農地法4条の一時転用許可を受け、営農型太陽光発電事業として昨年から椎茸栽培を始めている。今回はその初めての収穫を記念して開催される感謝祭となっている。

ソーラーシェアリング
ソーラーシェアリングによる農業に注目した椎茸栽培
同社では、環境やエネルギーに関する社会問題に加え、食料自給率の低下や農業就業者の低下、それに反比例するかのように増加する放棄地の問題の解消を検討してきた。

その問題の一つの回答として、ソーラーシェアリングによる農業に注目し、今回の太陽光パネルの下で椎茸栽培が始められた経緯をもつ。

椎茸栽培では、日射の当たりすぎに注意が必要で、太陽光パネルの下という環境が有効だという判断を下した。また同社の代表取締役である三輪憲一氏は、もともと椎茸栽培に精通しており、その経験から今回の椎茸の発芽へと成功をもたらしている。

ソーラーシェアリング
農業の促進と活性化、そしてエネルギー問題の解決へ
今後同社は、椎茸だけで無く農作物の特性を研究し、ソーラーシェアリングに合わせ、日射量に応じた里芋などの作物を栽培していく。

そしてその地にあった農業を進めることで、農業の促進と活性化、そしてエネルギー問題の解決を推進し、ソーラーシェアリングのリーディングカンパニーを目指していく。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

PR TIMES 「ソーラーシェアリングで実現した絶品しいたけ」
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000021768.html

株式会社三喜工務店
http://www.sanki-kohmuten.com/


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