2.31メガワットのメガソーラー
いちごグループは、傘下のいちごECOエナジー株式会社が、青森県上北郡に「いちご浜中牧場鍛冶林ECO発電所」の発電を開始したことを発表した。
この発電所は、青森県上北郡七戸町にあった牧場跡地の33,859平方メートルに建設された太陽光発電所。太陽光パネル9,436 枚を設置し、パネル総出力は約2.31メガワット、年間発電量は、一般家庭約740世帯の年間消費電力に相当する約2,678,000キロワットアワーを予測している。
この発電所の発電状況については、いちごグループのホームページより随時確認することができる。
地域の自然環境を優先した事業展開
いちごでは、2012年11月にいちごECOエナジーを設立し、地域および地球に優しいクリーンエネルギー事業を積極的に推進しており、不動産の新たな有効活用を図ることを目的として、主にメガソーラー事業を主軸とした事業を実施している。
また、同社は、クリーンエネルギー事業について、持続可能な社会を形成する上で有意義な事業と位置づけ、地域と連携しながら、公益性と事業性をもった事業展開を行っている。そのため、発電所の開発については、地域住民との協調を重視し、山林を切り崩さない、造成により水の被害が想定される土地は使用しないなどの前提を設けている。
こうした方針の下、同社の事業は早期に展開をしており、今回発電を開始した「いちご浜中牧場鍛冶林ECO発電所」を含め、これまでに全国で31ヵ所の発電所を操業、出力は累計で51.63メガワットとなっている。また、現時点での確定案件数は累計で37件、出力は約116メガワットである。
(画像はプレスリリースより)

いちごグループ
http://www.ichigo.gr.jp/