2、3000kW級風力発電設備16基
関西電力は、大分県大分市・臼杵市において、風力発電所開発の検討を行うと発表した。
それに伴い、開発の可能性調査のため、環境影響評価、環境保全について適正な措置の検討を行い、その結果などをまとめた「(仮称)大分・臼杵ウィンドファーム事業に係る計画段階環境配慮書」とその要約書を、10月4日、経済産業大臣、大分県知事、大分市長、臼杵市長に提出した。
開発計画の概要は、場所が大分県大分市および臼杵市の行政界付近から大分市東部へと連なる尾根筋、設備規模は最大出力32,000kW、2,000から3,000kW級風力発電設備最大16基程度となっているが、発電容量は検討中。
関西電力の再生可能エネルギーの取り組み
関西電力ではエネルギー源の多様化や電気の低炭素化に向け、再生可能エネルギーの導入に積極的に取り組んでおり、太陽光発電は運転開始予定も含めると79,000kWとなっており、風力発電では愛知県田原市などで運転を開始している。
小水力発電は黒部川水系の出し平ダムで「維持流量発電」を計画しており、同社では2030年までに50万kW程度の再生可能エネルギーの開発を目指し取り組みを行っている。

関西電力
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