ドイツでの経験を活かし事業展開
10月3日、双日株式会社と双日九州株式会社とが60%出資する未来創電上三緒株式会社(本社:福岡県飯塚市上三緒、代表取締役:湯浅裕司)は、福岡県飯塚市にて運営する飯塚上三緒太陽光発電所を竣工し、商業運転を開始したと発表した。
双日はドイツの首都ベルリンから南方100キロメートルのミックスドルフでメガソーラー事業を開始しており、その発電容量は24メガワットと同国でのトップクラスのメガソーラー事業となっている。
また、ドイツ南部のベッツヴァイラーでも発電容量3メガワットのメガソーラー事業を進めている。本件はドイツでのメガソーラー事業の経験を活かして日本国内で展開するメガソーラー事業の一つで、北海道小清水町、熊本県錦町、愛知県知多郡美浜町に次いでの商業運転開始となる。
発電出力13.5メガワット、固定価格買取制度を活用
飯塚市は日射量に恵まれた地域で、過去の石炭採掘に伴い発生した捨て石の集積跡地を有効活用して取り組む事業で、発電出力は約13.5メガワットとなっている。これは一般家庭約4000世帯分の電力消費量に相当し、発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し九州電力へ売電する。
(画像はプレスリリースより)

双日株式会社
http://www.sojitz.com/jp/news/docs/161003.pdf