中古太陽光発電施設の販売が成立すると判断
美術品オークションの継続開催をビジネス展開するシンワアートオークションは9月20日、同社連結子会社で太陽光発電所の開発、販売を手がけるエーペック株式会社(以下、エーペック)が、連系済み太陽光発電施設をオークション形式で販売すると発表した。販売開始は9月中を予定している。
オークション形式での販売を決定した背景は、全国的に太陽光発電施設が過剰な傾向にあるためだ。エーペックは、これまでに連系済み太陽光発電施設の売却相談を受けてきたこと、また、同社の独自調査によると、全国的に連系済み太陽光発電施設の売却需要が高いことが分かったという。
中古太陽光発電施設の販売事業が成立すると判断した同社は、シンワアートオークショングループがこれまでに培ってきたオークションのノウハウを活かし、連系済み太陽光発電施設をオークション形式で販売することとした。
ネット上の入札形式でオークション販売を実施
エーペックは、同社独自の基準により、過去の売電収入の状況と設備の現況を検査する。それと平行して、売電収入実績と予想発電量を元に利回り予想値を算出し、購入希望者を募る。なお、購入希望者に対しては現地の下見期間を設ける。
同社は、インターネット上の入札形式によって連系済み太陽光発電施設のオークション販売を実施するとしている。

シンワアートオークション(プレスリリース)
http://tyn-imarket.com/pdf/