みずほ銀行を含め9行によるファイナンス
株式会社みずほ銀行は、タイのエネルギー企業であるGunkul Engineering Public Company Limited(以下、Gunkul Engineering)のグループ企業との間で、宮城県仙台市に建設する太陽光発電所のプロジェクトに関して、総額約118億円のプロジェクトファイナンスによる融資契約を締結したと発表した。
このファイナンスには、地方銀行8行も参加し、みずほ銀行がアレンジャーをつとめる。
プロジェクトの事業者は、仙台大倉GD第一合同会社で、宮城県仙台市青葉区大倉地区に太陽光発電所を建設するもの。事業開始は、2018年5月の予定である。
広範な金融サービスのノウハウを融合
みずほ銀行は、2014年11月に、タイ最大の民間銀行であるThe Siam Commercial Bank Public Company Limited(以下、SCB)と、日系企業のタイ進出およびタイ企業の海外進出を総合に補完することを目的として、商業銀行業務・投資銀行業務・リテールビジネスにかかる広範な分野における業務協力覚書を締結している。
今回のファイナンスは、この覚書に基づき、みずほ銀行とSCBが連携して、Gunkul Engineeringの海外電力インフラへの投資ニーズに対応したもの。みずほ銀行は、融資とともに、日本における高度な金融サービスのノウハウを提供する。
また、みずほ銀行は、今後もSCBとともに、それぞれが長年にわたり培った金融サービスのノウハウを融合させ、タイおよび周辺諸国において、貸出・決済・外国為替・ビジネスマッチングなど広範囲にわたる金融サービスの分野で連携していく意向を示している。

株式会社みずほ銀行
http://www.mizuhobank.co.jp/