山口県の太陽光発電所2ヵ所に導入
ドイツを拠点とし、世界20か国で太陽光発電用パワーコンディショナの事業を展開しているSMA Solar Technology AG(以下、SMA)の日本法人SMAジャパン株式会社は、電力系大手EPCの株式会社中電工が施工する山口県のメガソーラーに、SMAの分散型パワコン「Sunny Tripower」が採用されたことを発表した。
導入されるのは、オリックス株式会社と中電工が共同で設立したOCソーラー株式会社が手がける2ヵ所の太陽光発電所。
山口県山口市の吉永資材太陽光発電所には、25キロワットのSunny Tripowerが40台、 山口県周南市の日新製鋼跡地太陽光発電所には、25キロワットのSunny Tripowerが79台設置されることとなっている。
土地が有効利用できる分散型パワコンを採用
今回SMAの分散型パワコンの採用を決めた理由について、中電工の関係者は、「土地の有効活用、山間部に伴う影対策、そして工事費を含むイニシャルコストの大幅な低減を実現していること」と述べており、変形地や離れた空きスペースに太陽光パネルが設置でき、小規模単位でシステムの拡張が可能である分散型パワコンの特長を重視したと考えられる。
また、今回は、Sunny Triopwerの標準保証5年に加え、15年保証を付与することで20年間の長期保証を実現し、より信頼性の高い発電所を提供する。
中電工では、SMAの製品について、今後は重塩害地域の発電所にも積極的に採用し施工を行いたい意向を示している。
(画像はプレスリリースより)

SMAジャパン株式会社
http://www.sma-japan.com/