環境負荷の低減
GM(ゼネラルモーターズ)では、風力、太陽、バイオガスなどを利用し2050年までに59カ国、350施設で使用する電力を100%再生可能エネルギーに切り替えると発表、環境負荷の低減による社会への貢献を目指す。
同社は2020年までに125メガワットを再生可能エネルギーにする計画であったが、上海金橋のキャデラック組立工場に10メガワットの太陽光と武漢の配送センターで8100台分の駐車場に20メガワットのソーラーカーポートを設置することで計画を前倒しできることになり、新たに2050年までの計画の発表につながった。
エネルギー貯蔵で自然エネルギーの問題に対処
この再生可能エネルギー目標を達成するには風力や太陽光の間欠性や信頼性の問題に対処しなくてはならないが、GMではシボレー・ボルトの電池を使用し、エネルギー貯蔵でこの問題に対処する予定で、すでにミルフォード試験場データセンターのオフィスで実施している。
自動車業界はサプライヤーを含め巨大な産業であるが、今回のGMの取り組みがきっかけとなり、自動車業界全体が再生可能エネルギーへシフトするきっかけとなれば、環境技術のさらなる発展と、地球温暖化問題の解決へとつながっていくかもしれない。
(画像はプレスリリースより)

ゼネラルモーターズ
http://www.gm.com/