「大沼太陽光発電所」運転開始
9月14日、自然電力株式会社(以下、自然電力)は北海道七飯町にメガソーラー「大沼太陽光発電所」を完工し、商業運転を開始したと発表した。
一般家庭約600世帯分の年間使用電力量を発電
同発電所は株式会社富士製作所(以下、富士製作所)との協業で着工し、7月に完工済み。出力約1.8メガワット、年間発電量約191万キロワット時を見込んでおり、一般家庭約600世帯分の年間使用電力量に相当する。
同社が完工したメガソーラー事業では北海道初。国内では16件目となる。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し北海道電力へ売電する。
自然電力が資金調達を支援し事業化へ
「大沼太陽光発電所」は富士製作所が計画していた案件。自然電力が資金調達を支援したことにより事業化へとつながった。
発電所の設計・調達・建設は株式会社北弘電社が、運営・保守は自然電力グループのjuwi(ユーイ)自然電力オペレーション株式会社が担当する。
北海道においては既に多くの再生可能エネルギー発電所の設置や設置検討がなされており、新規設置は難しい状況が続いている。
しかし、自然電力グループでは開発・資金調達・建設など、いずれかの課題により実現に至っていないプロジェクトも少なくないと見ており各案件の様々なニーズに対応し、地域の企業とも協業しながら「未稼働案件」の事業化にも取り組んでいきたいとのこと。

自然電力株式会社プレスリリース
http://www.shizenenergy.net/news/15-release/