自然エネルギーニュース・コラム
2025年05月07日(水)
 自然エネルギーニュース・コラム

ソーラーフロンティア、イタリアのショッピングセンターにCIS薄膜太陽電池を供給

太陽光
省エネ
バイオマス
電力小売
水力
風力
行政
地熱
テクノロジー
海外
コラム

ソーラーフロンティア、イタリアのショッピングセンターにCIS薄膜太陽電池を供給

このエントリーをはてなブックマークに追加
合計1.4メガワットのソーラーパネル
ソーラーフロンティア株式会社は、イタリアのミラノ近郊にオープンしたショッピングセンター「Il Centro」の屋根に設置するために、合計で1.4メガワットになるCIS薄膜太陽電池を提供したことを発表した。

ソーラーフロンティア
このプロジェクトでは、出力170ワットピークのソーラーフロンティア製ソーラーパネル8,295枚が、トスカーナ州フィレンツェに本社を置く販売代理店P.M. Service社から供給され、ING社が施工を請け負い、Il Centroの屋根にソーラーパネルを設置した。

発電した電力は、商業施設の照明および空調設備に使用され、余剰電力は売電されるため、ショッピングセンターにおける1日の電力消費量の約50%を賄うこととなる。

ソーラーフロンティア・ヨーロッパのマネージング・ディレクターであるウォルフガング・ランゲ氏によると、ミラノ周辺地域は、1平方メートルあたりの年間日射量が約1,400キロワットアワーで、太陽光発電所の設置に理想的な環境であり、今回のプロジェクトによって、CO2排出量を毎年800トン以上削減することが可能だ。

高い発電性能や安定した発電力が評価
ソーラーフロンティアのCIS太陽電池は、主成分に銅(Copper)、インジウム(Indium)、セレン(Selenium)を使用しており、3つの頭文字をとりCISと呼ばれている太陽電池。

従来の結晶シリコン系太陽電池に比べて、高温時の出力ロスが低減され、部分的な影の影響も少なく、太陽光に当たると出力が上がるという性質をもっており、実質的な発電量で結果を出すことができる高性能な製品といえる。

今回のプロジェクトにおいて、ING社のオーナーであるガブリエル・ジラルディ氏は、シリコン系と比較して高い発電性能と品質を有するソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池を採用した、と述べている。

また、P.M. Service社のオーナーであるマッシモ・インノチェンティ氏とアンドレア・パリーニ氏は、その優れた温度特性による安定した発電力を評価して、CIS薄膜太陽電池を採用した、と語った。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ソーラーフロンティア株式会社
http://www.solar-frontier.com


Amazon.co.jp : ソーラーフロンティア に関連する商品
  • Jパワー、秋田県にかほ市で「にかほ第二風力発電所」の建設工事を開始(8月1日)
  • ソーラーフロンティア、戸建て住宅購入検討者対象に家庭のエネルギー意識を調査(7月30日)
  • 広島ガスと中国電力、新会社設立しバイオマス混焼発電事業を実施(7月30日)
  • 生駒市、地域エネルギー会社『いこま市民パワー株式会社』を設立(7月30日)
  • エーオンジャパン、太陽光パネルメーカーの出力保証をバックアップする保険スキームを開発(7月30日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->