自然エネルギーニュース・コラム
2025年05月08日(木)
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ダイキン工業、テクノロジー・イノベーションセンターがLEEDプラチナ認証を取得

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ダイキン工業、テクノロジー・イノベーションセンターがLEEDプラチナ認証を取得

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大幅な省エネと快適な室内環境を実現
ダイキン工業株式会社は、大阪府摂津市にある同社のテクノロジー・イノベーションセンター(以下、TIC)が、アメリカの国際的な建物の環境性能評価指標であるLEEDの新築部門(NC)において、最高ランクである「プラチナ認証」を取得したことを発表した。

ダイキン工業
TICはZEB(ゼロ・エネルギー・ビルディング)の実現に向けて、ダイキン工業の空調技術などを結集した建物であり、「圧倒的省エネ性能」と「快適な室内環境」を両立させたソリューションモデルを構築している。

具体的には、高効率な個別分散空調システムの採用や、自然換気・採光など自然エネルギーの活用、太陽光発電・太陽光集熱・地中熱など再生可能エネルギーの利用などの省エネルギーおよび室内環境の快適性向上が実施されている。また、エネルギー計測・検証の計画性、節水や自生植物の森を創出するなど、センター全体を挙げての取り組みが行われている。

今回は、こうした取り組みが評価されてのLEED-NCのプラチナ認証取得となったものだ。また、TICは、日本の建築環境総合性能評価システムCASBEEでも最高ランクのSランクを取得している。

世界で取得の動きが加速するLEED
LEEDとは、アメリカグリーンビルディング協会が開発・運用する、環境に配慮した建物やエリア開発の評価システムで、世界で最も普及している認証制度の1つ。

LEEDの審査部門には、新築(New Construction)部門の他に、テナントビル(Core & Shell)、既存建物運用(Existing Building Operation & Maintenance)、学校(School)、小売店(Retail)などがある。

LEED-NC(新築部門)では、敷地・節水・省エネルギー・材料・室内環境・計画の革新性・地域性に応じた環境対策、など8つの項目で評価され、得点に応じて標準、シルバー、ゴールド、プラチナの4つのランクに分けられる。

環境に配慮した建築物は、運営コストや不動産の資産価値の観点からも優位性があると考えられ、LEED 認証を取得する動きは、アメリカ以外でも、中東やアジアなど世界で加速している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ダイキン工業株式会社
http://www.daikin.co.jp


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