体感して楽しみながらエネルギーを学ぶ
昭和シェル石油株式会社では、地域・社会貢献、および次世代を担う子供たちへの教育支援として「エネルギー教室」を実施しており、9月8日に、 8月までの実施状況を発表した。
6月と7月には、本社と新潟雪国型メガソーラーの近隣小学校を対象に「子供エネルギー教室」を実施。また、8月には、新潟雪国型メガソーラーにて、新潟市との共催による「親子エネルギー教室」を開催、合計で386名が参加した。
「エネルギー教室」では、「地球温暖化の防止」「省エネルギーの大切さ」「新しいエネルギー」等について、昭和シェル石油社員が講師となり授業をする。また、子供たちとメガソーラーの施設見学や無駄遣い探しクイズ、ソーラー工作などを行い、環境問題やエネルギーを学んでいくものとなっている。
そして、エネルギーに関する授業を行った後で、ソーラーカーを工作して、屋外へ出て実際に太陽の下で走らせ、授業で学んだ太陽光の力強さをその場で自ら体感できるため、楽しみながら知識を身につけることができる。
2つのメガソーラーで太陽光発電システムの普及啓発活動
新潟雪国型メガソーラー発電所は、2009年9月に新潟県が実施した雪国型メガソーラーの共同事業者の公募に対し、昭和シェル石油が提案した内容が採択され、2010年8月31日に旧製油所跡地を活用した日本初の商業用発電施設として操業が開始された。発電したクリーンな電力は東北電力の電線に送電されている。
また、このプロジェクトは、メガソーラー発電所の建設だけでなく、太陽光発電システムの普及啓発活動も目的とし、昭和シェル石油新潟東サービスステーションにおける電気自動車充電器の設置や、近隣小学校を対象としたエネルギー教室の開催、などを行っている。
昭和シェル石油では、さらに、発電出力6,000キロワットの新潟第二メガソーラーを建設し、2014年4月に運転を開始。
この施設においても、エネルギーについて学べる見学施設を併設しており、新潟県の将来を担う次世代の子供たちや地域住民に対し、低炭素社会の実現へ向けて情報を発信する拠点としての役割を果たしていきたい意向を示している。

昭和シェル石油株式会社
http://www.showa-shell.co.jp