自然エネルギーニュース・コラム
2025年05月08日(木)
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福島県、郡山市メガソーラー建設計画の環境影響評価方法書に対する知事意見を通知

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福島県、郡山市メガソーラー建設計画の環境影響評価方法書に対する知事意見を通知

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事業者は太陽Reserve3合同会社
福島県は、8月24日、郡山市に建設を計画されている「福島県郡山市砂欠山メガソーラー発電所」について、環境影響評価方法書に対する知事意見を、事業者である太陽Reserve3合同会社に通知した。

福島県
同発電所は、郡山市逢瀬町夏出字砂欠山の119.9ヘクタールの土地に建設を予定しているもので、出力は50メガワットを計画している。

土地造成や太陽光パネルの位置等を考慮
今回の知事意見では、事業全体として、まず、環境評価を行う際は、可能な限り最新の知見および評価手法を採用すること、予測と評価には、できる限り定量的な手法を用いること、としている。

また、環境評価を行う過程で新たな変更要因が生じた場合は、必要に応じて、評価項目や手法を見直し、さらに調査や予測、評価を追加して行うなど、適切に対応しなくてはならない。

さらに、対象事業実施区域と周辺の環境保全に最大限配慮した土地造成や、太陽光パネルの設置、発電所の維持管理等を行う計画都市、環境影響評価準備書で具体的に示すととともに、住民にも分かりやすく説明することも求められている。

周辺環境や生態系、自然景観を保護
調査、予測、評価の手法についても個々の項目について具体的に示されている。

まず、大気環境では、騒音・振動等の影響について、また、水環境では、発電所造成や排水路等の工事における降雨の影響について、土地の改変や森林の伐採による地下下水や湧水への影響について、調査、予測、評価することとなっている。

また、土地造成計画においては、特に集中豪雨等の可能性を考慮して、地形や地質についての影響を調査すること、さらに、実施区域周辺の動物や植物、鳥類などの生態系、そして周辺の自然景観を極力損なわないように、十分な配慮をすることが必要である。


外部リンク

福島県
https://www.pref.fukushima.lg.jp
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