先行予約した人にはプレゼントも
地球温暖化防止と自然エネルギーの普及をテーマにグローバルに活動する、NPO法人エコロジーオンラインは、須賀川瓦斯株式会社の再生可能エネルギーを中心とした電力事業を応援するキャンペーンを、8月28日より開始したことを発表した。
これは、福島県に本社をおく須賀川瓦斯が、限定していた電力販売をこの秋に関東に拡大するのに際し、エコロジーオンラインが本格的な販売応援キャンペーンを始めることにしたもの。
エコロジーオンラインは、同キャンペーンの一環として、8月28日に東京・夢の島で開催された「ワールド・ハピネス 2016」の福島・熊本復興支援ブースに出展した。
また、このイベントに合わせ、同法人のウェブ上に特設ページを作り、須賀川瓦斯が手がける新電力に切り替えるキャンペーンを行っており、電力の先行予約した人には、ステッカーと、「希望のかけ箸」という間伐材の割り箸をプレゼントする。
電力の地産地消で復興にも寄与
創業60年の須賀川瓦斯は、福島県内に22箇所の事業所があり、ガス・油など生活に欠かせないライフライン・エネルギーを供給してきたが、2016年4月の電力小売完全自由化に伴い、電力の供給も始めた。
同社は、発電コストの低い発電設備の整備など調達コストの削減や、販売にかかる営業費用の削減により電気を安く提供しており、申し込みを希望する人には、至近の電気料金明細書から試算した削減額を提示する。
電力を切り替えても、送電網等は電力会社のものを引き続き利用する。また、電力会社の切り替えにあたり、原則的に設備投資や初期投資などを顧客が負担することはなく、工事が必要な場合でも工事費や調査費は電力会社が負担することとなっており、電力の品質はそのままに簡単にスタートができるのが特長である。
須賀川瓦斯では、太陽光発電を中心に福島県内で地産地消の電力開発を幅広く手がけており、福島の復興に尽力していく意向を示している。

NPO法人エコロジーオンライン
http://www.eco-online.org/須賀川瓦斯株式会社
http://www.sukagawagas.co.jp/