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2025年05月06日(火)
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NEDO、太陽熱活用システムの評価方法の調査・検討を行う事業者を公募

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NEDO、太陽熱活用システムの評価方法の調査・検討を行う事業者を公募

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これまでの研究をまとめる調査
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)は、太陽熱エネルギー活用型住宅の技術開発に係る太陽熱活用システムの評価方法について調査・検討を行う事業者を公募している。

NEDO
NEDOでは、これまで、我が国における住宅の省エネルギーを推進するため、太陽熱エネルギー活用型住宅について、そのエネルギー消費の約2分の1を占める空調・給湯に着目し、エネルギー消費の削減を目指して研究開発を行ってきた。

その中で、「a. 高性能断熱材の開発」、「b. 高機能パッシブ蓄熱建材の開発」、「c. 戸建住宅用太陽熱活用システムの開発」、「d. 太陽熱活用システムの実住宅での評価」、「e.太陽熱活用システムの評価法の構築」という5つの項目を掲げ研究を行ってきており、平成 27 年度までにd.まで実施している。

また、これまで、太陽熱活用システムの実住宅での評価により得られる実証データが、2つのグループに分かれて実施しているため、この実証研究の省エネルギー性能を同一の評価方法で統一的に評価する方法を構築することも含め、研究開発項目 e の「太陽熱活用システムの評価法の構築」を実施するものである。

2つの太陽熱活用システムの調査結果から評価法を検証
具体的には、次の2つの項目について、実施者へのヒアリング、ソフトウェアでのシミュレーション等を通じて調査・分析を行い、その結果を踏まえて統一的な評価方法の決定をする。

1つ目は、実施者 A(OM ソーラーグループ)の5棟の実証住宅における太陽熱活用システムの省エネルギー性能に関する評価方法の決定と、シミュレーションによる省エネルギー性能評価及び実測データを用いた検証を行うこと。

2つ目は、実施者 B(FHA グループ)の6棟実証住宅の太陽熱活用システムの省エネルギー性能に関する評価方法の決定と、シミュレーションによる省エネルギー性能評価及び実測データを用いた検証を行うこと。

そして、これらの結果から、2つの太陽熱活用システムの整理と評価法の検証を行うことが求められている。

調査期間は、NEDOが指定する日から2017年3月31日まで。予算額は1000万円以内となっている。


外部リンク

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
http://www.nedo.go.jp
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