メガソーラーは204万kW、九州再エネの37%に
九州経済産業局が8月15日、この8月にまとめた九州での再エネ発電設備に関する今年4月末時点での運転開始状況と認定状況を公表した。
これによると、FIT(再エネ固定価格買取制度)の始まった平成24年7月から今年4月末までの間、九州で新たに運転を始めた設備出力は569万kWで、設備出力は累計で877万kWになったという。
そして、累積での太陽光発電運転開始出力は549万kWで、特に発電量が1MWを超えるメガソーラーは204万kWと九州の再エネの37%を占めた。
一方、九州の再エネ発電による今年4月末時点の認定設備出力は1,778万kWとなり、全国8,686万kWの約20%を占めた。
九州内県別FIT認定設備出力、鹿児島県が398万kWで最多
内訳としては、太陽光発電が1,659万kW(九州再エネの93%)、このうちメガソーラーは789万kW(同44%)となったほか、バイオマス発電63.5万kW(同3%)、風力発電35.2万kW(同2%)、水力発電17.9万kW(同1%)、地熱発電2.3万kW(同0.1%)と続いた。
このほか、新たに運転を開始したFIT認定設備出力では、福岡県は140万kWで、これは全国最多の茨城県、2位の千葉県に続く3位だった。また鹿児島県は、7位となっている。
また九州内の県別FIT認定設備出力では、鹿児島県が398万kWで最多となり、宮崎県、熊本県がこれに続く結果となっている。
(画像はプレスリリースより)

九州経済産業局エネルギー対策課 プレスリリース
http://www.kyushu.meti.go.jp/seisaku/energy/