参加費は無料
太陽光発電システムやエコキュートの設置・販売を手がける株式会社エネルギーファームは、小型風力発電向けサービスを開始し、9月13日に、第2回の「風力発電で失敗しない為の風況調査セミナー」を開催することを発表した。
セミナーは、9月13日の午後1時~午後3時、東京都江東区有明の東京ファッションタウンビル(TFTビル) で行われる。参加費は無料で、同社のホームページから先着順で参加申し込みが可能。
ウェブから簡単に調査依頼が可能
エネルギーファームの開発した小型風力用風況調査システムとは、小型風力発電事業者が、設置場所や発電量等について検討したい場合に、国土地理院の地形データを元に風の動きをシミュレートすることで予測される風の強さや発電量といった情報を提供するもの。
このシステムは、風況に関する専門知識が無くても、同社が運用する風況会員のサイトにアクセスし、画面上で知りたい場所をクリックし調査依頼するだけで、年平均風速、風力発電適地、年間発電量、乱流等の予測情報を得ることができる高いユーザビリティを実現しているのが特長。
また、希望により、風力にあった発電機を紹介したり、乱流情報を元に保険会社を紹介したりすることもできる。
高い予測精度と信頼性
システムでは、分析エンジンに大型風力発電で実績のあるシミュレーョンソフトウェアを小型風力用として使用。また、地形情報は国土地理院の詳細地形データを用い、風況解析精度向上を図っている。
その結果、実際に稼働中の小型風力発電所の平均風速及び実発電量と同社システムの予測精度は85%前後となっており、非常に信頼性の高いものとなっている。
こうしたことから、このシステムの分析データを活用することによって、小型風力発電に適した風速の建設適地の発見や、建設予定地での年間発電量の事前予測、乱流情報を考慮した設備の安全設計や保険の加入、小型風力発電の事業規模の予測などが可能となっている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社エネルギーファーム
http://www.energy-f.com/