TMEIC、米ハワイのメガソーラーから塩害対策仕様の屋外型パワコンを受注

東芝三菱電機産業システム株式会社（TMEIC）は8月22日、株式会社ユーラスエナジーホールディングスの米国法人Eurus Energy America Corporationがハワイ州オアフ島で建設を進めるメガソーラー向けに、塩害対策仕様屋外型パワーコンディショナ（パワコン）「SOLAR WARETM 1667」を17台受注したと発表した。

再エネの導入が積極的に進められているハワイ州では、メガソーラー設置場所が沿岸部に近いケースが多く、塩害対策のためパワコンを空調機付きエンクロージャ内に設置することが一般的となっていた。

また島嶼地域など電力料金が高い地域では、グリッドパリティ※　を達成しやすいことからメガソーラーの導入が期待されているが、使用される機器には塩害対策が求められていた。


このほど同社が開発した屋外型パワコンは、塩害対策が要求される地域向けに耐環境性能を向上させたもので、これまでの高効率性と高信頼性に加え、空調機レスにすることでイニシャルコストとランニングコストを抑えられる点が評価され、今回17台（総容量 27.6MW）の採用となったとのこと。

なお、この運転開始は2016年秋頃に予定されている。

（画像はプレスリリースより）




東芝三菱電機産業システム株式会社　プレスリリース
https://www.tmeic.co.jp/news_event/pressrelease/