セル変換効率と耐久性が向上
株式会社エクソルは、販売中のオリジナル多結晶太陽電池モジュール「XLKT-260PK」の後継商品である「XLKT-270PK」、「XLJK-270PK」について、2016年8月1日より販売を開始したことを発表した。
両製品は、住宅屋根から広大な土地まで、設置する環境や条件に合わせて種類を選べる多結晶モジュール。高い技術力で生産された確かな品質によって、長期間にわたる安定した発電を実現する。
製品の特徴として、太陽電池セルで作った電気を流す電極「バスバー」を 4本配線していることが挙げられる。これによりセル内の電気抵抗が少なくなり、セル変換効率が向上、また、バスバーの本数が増えることでセルの耐久性も向上している。
さらに、公称最大出力下限値を基準として、太陽電池モジュール出力が JIS規格「JIS C8918」で規定する条件下において、同社が定めた経年出力値を下回る場合は、その該当製品を保証の対象とし、代替モジュールのご提供などの補償を行うということ、設置から 10 年の間に、設計もしくは製作不良などが発生した場合は、修理または良品との交換を行うなど、安心して使用できる補償内容となっている。
製品ラインナップを充実
両製品とも、多結晶セルのモジュールで、フレームはシルバーのアルミ合金。
「XLKT-270PK」は、セル実行変換効率が18.5%、モジュール変換効率が16.6%、公称最大出力が270ワット、公称開放電圧が38.0ボルト、公称短絡電流が9.11アンペア、公称最大出力動作電圧が32.1ボルト、公称最大出力動作電流が8.42アンペア、最大システム電圧が1000ボルト、となっている。
一方、「XLJK-270PK」は、「XLKT-270PK」より幅が10センチ大きく、セル実行変換効率が18.4%、モジュール変換効率が16.5%、公称最大出力が270ワット、公称開放電圧が38.8ボルト、公称短絡電流が9.09アンペア、公称最大出力動作電圧が31.7ボルト、公称最大出力動作電流が8.52アンペア、最大システム電圧が1000ボルト、となっている。
同社は、現在販売中の、住宅向け太陽電池モジュール「XLKT-205PK」の後継商品である「XLKT-215PK」を、2016 年9月に発売、産業向けの「XLKT-310PK」の後継品となる「XLKT-325PK」を、2016 年冬に販売開始する予定としている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社エクソル
https://www.xsol.co.jp