公立高校21校が対象
福岡県は、2012年度から行われている、再生可能エネルギーの導入を促進するための、県有施設の屋根を使用した太陽光発電設備を設置・運営する事業について、2016年度の実施事業者を公募している。
公募対象施設は、育徳館高等学校、戸畑高等学校、小倉工業高等学校、八幡南高等学校、鞍手高等学校、筑豊高等学校、嘉穂東高等学校、宇美商業高等学校、福岡魁誠高等学校、福岡工業高等学校、福岡講倫館高等学校、香椎工業高等学校、朝倉高等学校、朝倉東高等学校、朝倉光陽高等学校、浮羽究真館高等学校、浮羽工業高等学校、山門高等学校、大牟田北高等学校、ありあけ新世高等学校、福島高等学校の公立高校21校となっている。
提案者はこの施設の中から、太陽光発電の事業化が見込まれる施設を選択し、太陽光発電事業実施のための企画、資金調達、設計、工事、管理運営に関する提案書を提出する。
また、提案にあたっては、個別施設又は建物棟毎に提案する案と、スケールメリットを活かし、複数の施設又は建物棟をパッケージ化して提案する案がある。
再生可能エネルギー導入推進の施策
福岡県は、環境と調和し快適に暮らすために、県民・事業者・行政が連携して再生可能エネルギー導入に取り組み、エネルギーの地産地消を進める方針を掲げてきた。
こうした動きの中で、福岡県民・県内事業者がエネルギーに関する情報をワンストップに入手するためのポータルサイトである「ふくおかのエネルギー」を、2014年の4月に開設。
また、福岡県再エネ導入支援システムや、エネルギー対策特別融資制度、再生可能エネルギー導入支援アドバイザー派遣事業など、様々な活動を行っている。

福岡県
http://www.pref.fukuoka.lg.jp