千葉県君津市のメガソーラー発電プラントを受注
東芝株式会社は8月5日、タイのガンクル・エンジニアリングとの間で、メガソーラー発電プラント「君津メガソーラー発電所」の建設に関する契約を締結したと発表した。
この発電プラントは、千葉県君津市にて、ガンクル・エンジニアリングが出資する特別目的会社を通じて運営される電気事業用メガソーラーで、発電出力は約33.5MW、年間の推定発電電力量は約4,500万kWhとなり、これは一般家庭約10,000世帯分の年間使用電力量に相当する。2018年度中の運転開始を予定している。
電力変換効率98.6%を実現した750kWのパワコンも納入
今回受注したのは、基本設計を含むエンジニアリング全般、主要機器の納入とプラント建設を含めたプロジェクト全体のEPC契約となり、受注金額は約90億円とのこと。
ここには、同社グループで開発した業界トップクラスの電力変換効率98.6%を実現した750kWのパワーコンディショナーのほか、低コストで発電量を確保できる高効率多結晶太陽電池モジュールも供給するという。
【君津メガソーラー発電所の概要】
所在地:千葉県君津市
太陽光発電出力:約33.5MW
推定発電電力量:約4,500万kWh
CO2排出削減量:約20,000トン/年(推定)
敷地面積:約47ha(東京ドーム約10個分)

東芝株式会社 プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2016_08/pr_j0501.htm