広大な敷地を活用
太陽光発電産業の大手である中国のジンコソーラーホールディングは、兵庫県篠山市に建設中である、合計出力7.245メガワットの特別高圧太陽光発電所設備に対し、同社の高効率太陽光発電モジュールを提供したことを発表した。
ゴルフ場跡地を利用したこのメガソーラーは、EPCサービスを旭電業株式会社が担当し、2016年6月に着工、2018年7月末までに完工する予定である。
同社が、315ワットの太陽光パネル23,000枚を供給し、稼働後の年間発電量は、一般家庭約1900世帯の消費電力量に相当する。発電した電力は、全量を関西電力株式会社に売電する予定だ。
日本での事業展開を強化
ジンコソーラーは、世界的な太陽光発電産業のリーディング企業として、中国、米国、日本、ドイツ、英国、チリ、南アフリカ、インド、メキシコ、ブラジル、アラブ首長国連邦(UAE)、イタリア、スペイン、フランス、ベルギー、その他の諸国・地域に向けて、ソーラー製品や、ソリューション、サービスを提供している。
同社の太陽光パネルは、優れた機械的ならびに化学的ストレス耐性機能によって、台風、地震、雪や風、コースト近所、アンモニアが充満する農場を含む過酷な自然条件の下でも高い性能を発揮する。また、光誘起劣化が非常に少ないため、長期間にわたり信頼性の高い出力を実現する。
同社は、この数年間、日本市場で集めた豊富なプロジェクト開発経験と完全なアフターサービスシステムに基づいて、日本の顧客と事業を展開してきた。今後、もっとより多くの日本企業と協力し、日本が自然エネルギーへ転換することに貢献したい意向を示している。

ジンコソーラーホールディング
http://www.jinkosolar.com